骨粗しょう症とは

骨粗しょう症(骨粗鬆症)

骨粗しょう症(骨粗鬆症)とは一言でいうと骨の強度が低下して骨折しやすい状態になる病気です。
骨の強さは約7割が骨密度、残りの3割が骨質により決まります。

骨密度

骨密度は骨の詰まり具合です。骨密度が低いと骨がスポンジのようにスカスカで折れやすい状態となります。骨質とは骨の基礎となっているコラーゲンの組成やその代謝を指します。骨の成分や構成については次のコーナーでお話しますのでここでは骨強度は骨密度と骨質の2つで決まるとだけ覚えておいてください。

かつては骨密度が骨粗しょう症の診断基準となっていました。ところが骨密度が高くても骨折に繋がる場合があることから研究が進み、骨質が重要視されるようになり、診断基準が新しくなっています。

骨粗しょう症になると骨折しやすくなり、背中や腰が痛くなったり曲がったり、ひどい時には骨折により寝たきりになる場合もあります。寝たきりになると5年生存率は50%と、老後の生活や寿命に直結する恐ろしい病気です。

転倒寝たきり

いま、多くの方が、骨粗しょう症(骨粗鬆症)で悩まれております。完全な治療法や予防法、医薬品、対策が確立されていないため、また、日本人の長寿化に伴い、骨粗しょう症とその予備軍がどんどん増えています。驚くべきことに、現在日本では骨粗しょう症骨粗鬆症の方が、推定約1.100万人以上いると言われています。その約90%が女性で、75歳以上になると半数以上が骨粗しょう症(骨粗鬆症)だということです。まさに、高齢化した日本の課題を代表する症状と言っても過言ではないでしょう。とくに、多くの高齢女性はが、その治療法や予防、対策、医薬品、食事療法の知識を求めている状況です。