稲のケイ素(稲由来シリカ粉末)で骨密度が上昇!骨粗しょう症とケイ素

稲ケイ素と骨密度 【最新試験結果(2023年追加)】

稲ケイ素と骨密度の関係に関する試験結果については、「本ページの後半の基本情報」において、フレスコ社の特稲ケイ素原料『RB1シリカ』の前取扱い時に関する高齢者女性を中心とした新聞公表を紹介していますが、さらに新しいモニタリング実証試験として、2020年6月に、「幅広い年齢層・性別で骨密度上昇を実証/フレスコ 高純度稲由来シリカ「RB1シリーズ」」というタイトルの新聞記事で、試験結果が公開されております。もともとの新聞公開情報で、2016年当時、高齢女性(もともと骨密度が下がっている層)を中心に6カ月間という短期間での少量のフレスコ社の稲由来シリカの服用で9人が平均13.5%の骨密度の上昇をしたことが公開されておりましたが、さらに2020年には、若年層を含めた老若男女の8人でも6カ月間の少量のRB1シリカ服用で平均10%もの骨密度が上昇したことが報告・公開されています。(※当サイトでの情報取得・公開が3年遅れとなってしまいました。なお、以下の記事の画像をクリックすると拡大されます。)

日本流通産業新聞 2020年6月

骨密度上昇のデータは、フレスコ独自製法である特稲ケイ素『RB1シリカ(ケイ素濃度41%、シリカ純度90%前後)』や、さらにその上位グレードの『RB1-Goldシリカ(ケイ素濃度46%、シリカ純度約99%前後)』に限られた研究データとなります。以下の「基本情報」で紹介する通り、これまで高齢者女性を中心としていた試験結果(上記図1)でしたが、今回はさらに、高齢女性のみならず、若い男女や高齢の男性でも1日100㎎のRB1シリカを服用した結果、「骨密度が上昇する」という結果を得られた(上記図2)、という優れた実証結果データが、新聞公開されました。なお、フレスコ社への調査結果によると、RB1シリカには「オーガニック稲由来タイプ」の原料も製造されているようです。他方の同シリーズの『RB1-Goldシリカ』は世界最高水準のシリカ純度99%まで到達しており、同社はすでに、濃度・品質・効果データともに、世界トップのケイ素・シリカのブランドメーカーとして広く知られております。

【補足】RB1シリカ(オーガニックタイプ有り)やその上位グレードのRB1-Goldシリカ、その他の優良なシリカ原料などの活用方法・入手情報については、以下のページをご参考ください。

「ケイ素をサプリメントで補給する」のページはコチラ
「ケイ素を食事から摂る」のページはコチラ
「シリカ・ケイ素の注意情報とおススメの原料、骨粗しょう症・骨密度・関節痛・歯周病の人気他成分(★)」のページはコチラ

※念のため、上記の試験は骨粗しょう症等の患者ではなく、健全なモニターらを募集して骨密度を測定した試験です。骨粗しょう症への効果の話ではありません。そのため骨粗しょう症の患者に限らず健常者も含めて、骨密度に気になる方への一般的な参考記事として公開されています。

稲ケイ素と骨密度 【従来の基本情報】

フラミンガム子孫研究という研究でケイ素が骨密度へ大きく影響するという事はすでにご紹介した通りです。実はこのフラミンガム子孫研究では閉経後の女性に関してはケイ素と骨密度の関係が見られなかったと報告されています。では閉経後に骨のアンチエイジングは無理なの?と思わないでください。嬉しいことに、その報告を上回る実証試験の結果がすでに日本で新聞・医学雑誌で公表されているのです。
『特稲珪素PAW-RB1』(※1 現在後継原料名『RB1シリカ』)という特殊製法の稲ケイ素(稲シリカ)原料に限って得られた研究データが公開されているものなのですが、とても興味深いモニタリング実証試験結果が報告されています。最近の国内の研究で、10名程度の試験データではありますが、閉経後の女性、しかもご高齢の女性を主体とするグループがイネ科由来の植物性ケイ素を一定量服用したところ、たった半年後には全員の骨密度が上昇したという報告があります。6ヶ月とはかなりの短期間ですが、全員に結果がでたということです。
添付の新聞記事をご覧ください。また、医学雑誌にも掲載されていますので、そちらのグラフも参照ください。(『アポロニア21』2016年6月号の図より改変)

日本歯科新聞

これは大きな驚きです。
先ほどアンチエイジングの考え方のコーナーで、アンチエイジングは若返りではなく現状維持もしくは低下スピードを下げる事とお話しました。骨粗しょう症の治療についても骨密度の現状維持が治療目標となっています。

ところが添付の日本歯科新聞の新聞記事の通り、「特殊製法シリカ原料PAW-RB1(現最新 RB1シリカ ※1)」という国産稲由来のケイ素ミネラル原料を用いたこの試験では全員が「上昇した」と報告されているのです。ケイ素でのこのような明確な実証データは過去にほとんど見たことがありません。(しかし、あくまでここで実証されたのは、この特許製法原料ミネラルのシリカ原料PAW-RB1)での結果であることはご留意ください。なお、稲シリカPAW-RB1は、2019年時点でRB1シリカへと原料がグレードアップ・リニューアルされたという報告が公開されています(※1)。事実上、本サイトではこれ以外の他のケイ素でも同様であるとまでは言い切ることはできません。それは不明となります)

この原因については、推測する限り、おそらくは後から述べるケイ素の吸収率に関わるものが大きいのではないかと思われます。この植物性のケイ素は、よくある水晶を高温と薬品で無理やり溶かした液状のものではなく、私たちの食生活になじみのある稲を原料としているそうです。

稲科シリカ(ケイ素)PAW-RB1は、国産稲から薬品、添加物を一切使用せず、ミネラル分以外を除去した製法だということです。先ほどケイ素を含む食品のコーナーで野菜をご紹介いたしました。実は野菜に含まれるケイ素は食物繊維の中にあるとされ、食べても消化しづらい状況であるため吸収率があまりよくありません。一方で、この特定のイネ科ケイ素ミネラルは、その食物繊維部分を破壊しているということです。更に薬品や添加物を使用せずと言いましたが、表示する義務の有無、天然、合成に限らず全ての添加物を使用していないそうです。これは人間の、日本人の長年の食生活の延長上にあるイネ科ケイ素であることも、結果に関係したのではないかと思われます。この稲100%ケイ素粉末を料理に加えれば、ナチュラルな食事療法の一種とも言えるでしょう。今後、骨粗しょう症(骨粗鬆症)、歯周病の治療、予防、食事療法、対策として稲科ケイ素・シリカの役割が強く期待されます。

多かれ少なかれ、植物性のケイ素というミネラルにこのような期待が持てることが示唆された画期的な実証データです。事実としては、誤解がないように正確にお伝えすると、現時点(2017年)で、効果が実証されて新聞や医学雑誌で公表されたデータはこの稲ケイ素しかありません。私達日本人にとって、日本の稲由来のケイ素で上記の結果が出たことは、大変素晴らしいことだと言えるでしょう。

【※1】 この特定特別製法のイネ科ケイ素ミネラル原料粉末の国産稲100%由来のシリカ「PAW-RB1」は、フレスコ株式会社が専売する原料(2017年現在)で、特許権利化されている。(※PAW-RB1の現名称はRB1シリカ)。食品として取扱い可能。(※同社へ確認済み 2017年記載時点)
【※2019年追記】 フレスコ株式会社は、公開情報において、PAW-RB1から「RB1シリカ」へと原料取扱を変更しております。フレスコ株式会社のシリカ原料のPAW-RB1の後継(リニューアル)品である「RB1シリカ」シリーズの原料はさらに、水溶性がより高まり、不純物も10分の1より少なく、ケイ素濃度も高まっており、規格・品質がより良くなっているようです。とりわけ、RB1-goldという白色のシリカ99%以上(ケイ素46%以上)の超高濃度の上位原料(白色)は、オーガニック稲由来という情報です。さらには新しいヒト試験結果などもあるようで、原料がより進化していました。詳細は、フレスコ株式会社のホームページをご確認願います。

なお、この国産稲由来シリカ原料を使用した商品化は、これまで複数の企業で実施され販売された経緯があるようですが、各販売企業の商品名はコンプライアンスの観点から、本サイトでは一切紹介しておりません。ご容赦願います。

※上記の骨密度の測定結果については、健全なモニターの方々を対象とした試験データです。骨粗しょう症の患者らへの骨密度の上昇の効果の話ではありません。そのため骨粗しょう症の患者であろうと健常者であろうと関係なく、骨密度に気になる方への一般的な公開記事となります。