骨の健康を守る3つの基本/骨粗鬆症対策の補足知識

2020年2月13日
  • 骨粗鬆症の基本知識

骨粗しょう症は、自分では避けられない、なったら二度と治らない

やっかいな不治の病ではなく、自ら外的リスク因子を取り除くことで

予防したり改善したりすることが可能となります。

 

日常のなかで、もっとも気をつけなくてはいけないのは適切な栄養の摂取と運動です。

この2つは、骨の健康を守るために生涯を通じてのテーマとなります。

 

今回は当サイトで得た骨粗しょう症の基本知識を知ったうえで

より詳しく骨の健康を守ることについて報告してきたいと思います。

 

  • 骨を守る基本の3つは「栄養・運動・骨検診」

【朝食を抜く人は骨密度が低い】

丈夫で若々しい骨を維持するには、バランスの良い食事をとることです。

朝昼晩と1日3回をきちんと食べる食習慣を身につける事がとても大切です。

骨の材料になるカルシウムなどのミネラルやタンパク質、ビタミンなどの栄養を十分に補いましょう。

実際に「朝食を抜く人は骨密度が低い」ということがわかっているので

骨の健康と若さを保ち続けるには、長年の食生活の積み重ねが重要となります。

 

【骨を丈夫にするには運動が欠かせない】

骨に大きな力がかかれば、その大きな力に耐えられるように

骨は自らを太く丈夫で強い骨へとつくり替えていきます。

中学・高校の成長期にバスケットボールや陸上競技など

骨にしっかり重力がかかり衝撃の加わるハイインパクトな運動経験のある人ほど

骨密度の高いことが分かっています。

いくつになっても運動などの筋トレを行えば、丈夫で強いものにつくり替えることが可能となります。

 

【さまざまな検査法が確立されている】

骨粗鬆症のリスクや骨折のリスクをさぐる簡単で便利なツールや

骨折の有無をさぐる簡単な検査法などが、すでに確立されています。

 

*骨粗鬆症の自己診断ができるFOSTA(フォスタ)

骨粗鬆症になりやすいのか、なりにくいのかを判断できるもっとも簡単な方法です。

FOSTA指標=〔体重(㎏)-年齢(歳)〕×0.2

①高リスク FOSTA数値がマイナス4未満

②中リスク FOSTA数値マイナス4~マイナス1

③低リスク FOSTA数値マイナス1を超えた数値

 

*今後10年間の骨折の確率をさぐるFRAX(フラックス)

自分がどれくらい骨折しやすいのか、今後10年間の骨折確率(%)をさぐるのに便利なツールです。

インターネットから検査が可能なので気になる方は、是非試してみてください。

 

少しでも不安な方は、病院へ出向き定期的に検査を受けてみましょう。

 

  • まとめ

骨の健康を守るために重要な3つを分かって頂けたでしょうか?

食生活や運動、骨検診など全て若いからまだ大丈夫と思いこまず

家族で若いうちから気にして生活してみてください。

食事やサプリメントから骨粗しょう症に良いと言われているケイ素やコラーゲンなど

様々なミネラルを摂取し予防・悪化しない様にしていきましょう。