ケイ素を食べる
アンチエイジングの救世主であるケイ素ですが、日本ではまだまだ知名度が高くありません。しかしドイツではケイ素サプリがヒット商品となっており、日本でもいろいろな健康食品が販売されています。
このコーナーではケイ素を食べる事をポイントにお話をしていきたいと思います。
このコーナーではケイ素を食べる事をポイントにお話をしていきたいと思います。
ケイ素の多い食品を食べる
まずもっともお勧めしたいのは、食事からとることです。しかし、現実的には簡単ではない事も同時にわかっています。
前のコーナーでケイ素が含まれる食品とその消化吸収の目安となる尿中のケイ素濃度のデータをご紹介して参りました。それらのデータから、お米にケイ素が含まれる事、お米のケイ素が消化吸収しやすい事がわかりました。
ではお米を食べていれば大丈夫なのでしょうか?お米は炊くと重量が約2.2倍になります。100gのお米は220gのごはんになります。食品中のケイ素の含有量を見ると、ケイ素の含有量が多い玄米でも100gあたり4700μg=4.7mgです。ご飯茶碗1杯のごはんの量が180gとすると、1日ご飯茶碗3杯のご飯=540gのご飯=245.5gの玄米を食べるとするとケイ素量は11.5mgということになります。それに大豆やほうれん草、りんごなどを加えてもせいぜい1日に摂取できるケイ素量は20~30mg程度ではないでしょうか
1日の摂取目安量
ケイ素は現在のところ必須ミネラルとしての摂取量が決められていません。先ほどお話をした通り、欧米では1日に20~50mg、中国やインドでは140~200mg程度を摂取しているというデータがあります。フラミンガム子孫研究で骨密度に影響が出たという報告があるのが1日40mgとすると、やはり1日あたり40mg以上、できれば150mg以上のケイ素を摂取する事が理想と考えます。
さて、困りました。1日40mgのケイ素を摂るためにどれだけたくさんの食品を食べなければならないのでしょうか?
食事以外でも補うことも考える(サプリメントなど)
現在の食生活では必要なケイ素量を十分取る事は難しい状況です。その理由として、現在流通している食品のミネラル分などの栄養素が昔と比較して低下している事、現在の食品は加工度が高く、精製、加工の途中でミネラル分が抜けている事、食生活が欧米化していることなどが挙げられます。しかし不足している分は栄養補助食品であるサプリメントなどで補う事ができます。
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